住宅は、人が生活を送る場所として位置付けられています。戦後は大工が少なく材料も限られていたことから住宅が不足しており、とにかく雨風を防げればよいといった考え方が一般的でした。しかし、高度経済成長期から材料や人が揃い始め、1970年代頃から住宅ローンの仕組みが整ってきたことから少しずつ住宅に求めるものが変わってきました。容易に住宅が手に入ることがわかると、今度は理想を求めるようになりました。住宅に対する理想は様々あります。どのような理想かによってそのかたちは大きく異なり。例えば、あまりお金をかけずにリッチに生活を送ることが理想ならば、ローコスト自宅を手に入れるべきです。また、自然素材を活かした住宅が良ければログハウスを建築するのがよいでしょう。

建築に対してこだわりを持つこと

ログハウスを建築する場合には、設計が大事になります。設計がしっかりとしたものであれば、理想的で満足度の高い住宅になり、毎日が充実するに違いありません。ただ、そこまで明確に住宅のイメージを持っている人ばかりではありません。ぼんやりとした住宅の設計に関するイメージがない場合に、イメージ通り建築するのがよいといってもあまり意味がありません。その場合は、住宅を建てる前に何を理想とするかを、まずは一つ考えることです。例えば、自分の趣味の部屋が欲しいならば、ログハウスの一角に趣味を楽しむことができる部屋を持つといいでしょう。また、家族の団らんか少なくなっている場合、家族が集まりやすいリビングを少し大き目にとるとよいです。横に広げるのが難しい場合は、吹き抜けにして、広い空間を作るとよいでしょう。

理想を現実する前に知っておきたいこと

理想を実現するためには、理想を明確にし、それを設計に反映させることが大事になります。ただ、実際に希望通りの住宅は建築できたけども、ログハウス特有の問題点が立ちはだかることもあります。例えば、安い素材を使ってしまったために、壁に隙間ができてしまい、室内に虫が発生する可能性があります。6月ぐらいからは虫が発生しやすくなり、夜明るいリビングに虫が集まると、不愉快な気分になるでしょう。スレートやモルタルづくりのように全く隙間がないわけではありませんので、雨が染み込む可能性はありますが、雨風や虫が入ってくることも考えて、しっかりした素材を使っている工務店やハウスメーカーを選ぶことが大事になります。そのためには、事前に口コミや評判もしっかり調べておくことです。